平成30年7月、西日本を中心に多くの地域で河川の氾濫や土砂災害が発生し、死者数200人を超える甚大な災害となりました。
(死者224名、負傷者456名、全壊住家6,758棟 ※平成30年11月6日時点 消防庁集計被害状況)
全国各地で断水や電話の不通等ライフラインに被害が発生し、
全国的にも18道府県で270校の小中学校で浸水や校舎破損などの被害が出ました。(平成30年7月文部科学省集計時の被災校数)
岡山、広島、愛媛の3県は被害数の約半数を占め、広島県三原市など断水が続いた地域では、
飲料水が確保できずトイレも流せない状況で、25の小中学校で学校再開の見通しが立たず、愛媛県では大洲市の小中4校が浸水。
西予市立中では裏山が崩落して大量の土砂が校舎に流入したため、安全が確保できないとして長期間校舎が使用できなくなりました。